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こんばんは。
四国中央市の窪田歯科医院、窪田佑輔です。

今日は雨でしたが、最近非常に暑い日が続いていますね。

夏の夜には怪談がつきものですが、今日はお口についてぞっとするお話をさせてもらいます。

皆さん、「潰瘍」という言葉をご存知ですか。

真っ先に「胃潰瘍」が思い浮かんだのではないでしょうか。

この潰瘍の意味を調べますと…
「潰瘍(かいよう、英ulcer)とは皮膚や粘膜や眼球(角膜や結膜)などを覆う上皮組織、即ち被覆上皮が欠損しその下層の組織に至った状態」※wikipediaより
だそうです(^^;)

私なりにざっくりといいますと、表面の「皮」が欠損して中の「肉」が露出した傷の状態のことです。

安倍総理の抱えてらっしゃる潰瘍性大腸炎や、看護、介護の現場で出会う床ずれなども挙げられます。

口の中でも潰瘍はできます。
アフタ性口内炎、皆さんが口内炎とかけんびきとか言ったりするヤツです。

食事のたびに痛んで非常に厄介物ですが、口の中には比べ物にならないくらいの潰瘍ができることがあります。

歯医者さんで歯周病と言われた方、気を付けてください。

歯周病は歯周ポケットと言われる、歯と歯茎の境目の溝に住み着いた細菌が歯茎の組織を破壊していく病気です。

ポケット

この歯周ポケットの中が潰瘍になっているのです。

そしてその大きさは、歯周ポケットが全顎5㎜の人(中程度の歯周病)でトータル72㎠なんと手のひら大になるという報告がなされました。

手のひら大の胃潰瘍、手のひら大の床ずれ、想像してみてください。
歯周病の進んだ方は、それをお口の中に抱えているのです。

痛くないのは歯周ポケット内部が外からの刺激を受けにくいからです。

実際には粘膜の表面が欠損した、傷の状態ですので、細菌は体の中に侵入し放題です

そしてこれが、糖尿病や動脈硬化といった様々な病気の引き金になっているのです。

「手のひら大の潰瘍」
これだけで、歯周病がいかにぞっとする病気なのかご理解いただけるのではないでしょうか。
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2016.07.09 Sat l 歯周病 l top