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こんばんは。
四国中央市の窪田歯科医院、窪田佑輔です。

いよいよ4月、新年度が始まりました。

コロナは最近また猛威をふるい始めたみたいで…

ホントにウンザリです。


さて、虫歯を治したはずなのに、

また同じところを治療されたことはありませんか。

今日は虫歯の再発について紹介したいと思います。
虫歯治療のゴールは大きく3つのパターンに分けられます。

①削ったところを樹脂で詰める

②型をとって部分的なカバーとつける

③全体を冠で被せる


どれについても言えるのは

人工物なので劣化してきます。


どこがと言えば

境目

です。


①については

歯の表面に接着処理を施しているのですが、

そこのところ。

②、③はセメントで歯と引っ付けているので、

そこが境目になります。


この境目は日々の食事の中で

段々劣化してきます。


そうすると境目にスキマができてきます。

スキマには汚れ(=細菌)が溜まりやすくなります。


そうなると、

そこから新たな虫歯が発生することになります。


これを

二次カリエス

と言います。


二次カリエス



この二次カリエスの発生率ですが、

結構高いです。


「治療後30年以内で

80%以上の歯に発生した」



という報告があります。


しかも予防の進んだスウェーデンでの報告なので、

日本ではもっと高いのではないでしょうか。


実際、この二次カリエス、

普段の診察でも当たり前のように目にします。


対策ですが、

そもそも「一次」カリエスを作らない、

はじめの虫歯を予防する、

これが一番でしょう。


もし虫歯になってしまった場合は

マメな検診でしっかり予防していく。


結局これに尽きるのかなと思います。




あとは治療の際に

使う素材を変えてみてもいいかもしれません。


一般的に虫歯治療では金属が多く用いられます。

要は銀歯ですね。


銀歯の欠点として

見た目が悪いことがクローズアップされがちですが、

他にも


精度がイマイチ(スキマができやすい)

銀歯表面に汚れがつきやすい



という欠点もあります。


銀歯に代わる素材として

セラミックやジルコニアが挙げられますが、

これらには

スキマができにくく、

表面に汚れがつきにくい


という特徴があります。


つまり二次カリエスの確率を下げられると言えます。



セラミックなどの保険外の素材は

「白くて見た目がいい」

ということで選ばれることが多いですが、

こういった観点から

素材を選んてみるのも一つの手かもしれませんね。
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2021.04.02 Fri l 虫歯 l top