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こんばんは。
四国中央市の窪田歯科医院、窪田佑輔です。

一気に暑くなってきましたね。夏が近づいてきているのを感じます。

当院では子供さんの診察も多く、虫歯と歯並びのトラブルにようく遭遇します。
以前も紹介したことがありますが、どう対処するかについて触れてみたいと思います。
以前こんなことを述べさしてもらいました。

引用

子供の歯並びは両親の影響を受けます。でもそれだけではなく、日々の習慣やクセといった外的な要因で歯並びや噛み合わせがおかしくなってくることがあります。
特に小さい頃は外的な要因の割合が高く、成長とともに段々遺伝的な要因が高まってくるそうです。確かに人間の顔って赤ちゃんの頃から成長するにつれて、段々その子の個性が出てきますよね。噛み合わせも同じなんでしょう。

すごくおおざっぱに捉えると、歯並びや噛み合わせは

「小さい頃の外的要因+成長時の遺伝的要因」で決まる

と言えそうです。遺伝的な要因はどうしようもありません。でも外的な要因は取り除くことはできるはずです。

習癖当院案内資料より



・どうやって外的な要因を取り除くのか?

じゃあどうするのって話です。

まずクセがあるならやめさせる。
指しゃぶりとか頬杖とかが代表的ですが、これを注意してやめさせることです。子供さんが理解できる年齢なのか、ということも関係しますが、意識づけることでちょっとずつ頻度を減らしていくイメージで進めていきます。

体操やトレーニングも有効です
舌とか唇とか頬の筋肉のバランスが悪くなっても歯並びに影響します。
クセのせいで特定の筋力が弱かったり、逆に過度に緊張してしまっているケースがあります。これをトレーニングによって改善させることもあります。


・あとマウスピースを使うこともあります

プレオルソ

こども歯ならび.comより


クセをやめさせる、トレーニングをきちんと行う、もちろん大切でなことなんですが、相手は子供。みんながみんなうまくできるわけではありません。専用のマウスピースを使って治すこともあります。当院でも去年から導入しており、少しずつ効果の出てきているお子さんもいらっしゃいます。


これらで全ての歯並びの問題が解決するわけではありませんが、少しでもよくなったとか、将来矯正をするとしても手間が減った、となればいいなと思ってやっています。
マウスピースがどんなものかについては、また紹介します
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2022.05.24 Tue l その他 l top