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こんばんは。
四国中央市の窪田歯科医院、窪田佑輔です。

最強寒波とやらのせいで寒いですね。できれば建物から一歩も出ずに過ごしたい日々が続きます。

今回はちょっと変化球な内容で、麻酔について触れてみようと思います
<麻酔はやっぱり痛い?>

すみません、注射なので絶対痛くないとは言えません。麻酔の時にすごく辛そうだったり、痛そうなリアクションをする人を見るたびに、申し訳ない気持ちでいっぱいになります
我々としても少しでも痛くならないような工夫、実はいろいろやっています


その①、麻酔の針は細く!

注射針

注射の針は細い方が刺入時の痛みが出にくいです。当たり前と言えば当たり前ですね。で、歯科治療で使う麻酔の針の太さですが、30Gまたは33Gが一般的です。G(ゲージ)というのは太さの規格で、30G、33Gというのは大体0.2〜0.3㎜くらいの太さになります。
これ、普通の注射に比べるとかなり細めです。例えば採血に使う注射針の太さは約1.5㎜だそうです。その1/5と思えばいかに細いのか、ご理解いただけると思います。




その②、表面麻酔をする!

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歯科の麻酔の経験のある方ならわかると思いますが、麻酔の注射の前になんか薬を塗られませんか?これ、実は消毒じゃなくて、塗る麻酔薬です。口腔内の粘膜は敏感なので、表面に麻酔の薬を塗って、少し感覚をばやけさせてから注射をするようにしています。それによって注射時の痛みを和らげることができるのです。





その③、麻酔はゆっくり、時間をかけて!

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実際に注射をするとなった時、薬液の注入をすごくゆっくりやります。これは、いきなり一気に麻酔薬を一気に注入するとすごく痛いからです。患者さんからすると、長い時間針が刺さっているので不安になるかもしれませんが、麻酔を効かせながら薬液を注入できるので、実は痛みが少なくてすむのです。


厄介な話ですが、痛みに関しては不安に思っている人ほど、痛みが出やすい(感じやすい)という傾向があります。
麻酔の注射の痛みを感じにくくする一番の方法は、「怖がらないこと」なのかもしれません
歯医者の側でもいろいろ工夫をしていますので、少しでも恐怖が和らいでくれたらいいなと願っています!



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2023.01.26 Thu l その他 l top