こんばんは。
四国中央市の窪田歯科医院、窪田佑輔です。
だいぶ涼しくなってきましたね。
最近雑誌を見ていて、「おお、これこれ!」と思った記事があったので紹介します
四国中央市の窪田歯科医院、窪田佑輔です。
だいぶ涼しくなってきましたね。
最近雑誌を見ていて、「おお、これこれ!」と思った記事があったので紹介します
インプラントは保存治療である!
これは10年ほど前にあるセミナーで講師の先生から聞いた言葉です。その時はなんとなく言葉だけが頭に残っただけでしたが、実際にインプラント治療を行うようになり、そして年々インプラント患者さんが増えてきてきている中で、この言葉は本当にその通りだなと実感するようになりました
インプラントが保存治療とは?
保存治療とは歯を抜かずに残すことを目的とした治療の総称です。一方インプラントは抜いたところに歯を入れていく、欠損補綴治療に分類されます。そもそもインプラントは保存治療ではないのです
で、なぜ保存治療と言っているのかというと、歯を抜いたあとは当然なんらかの形で歯を入れる治療を行います。その方法としてブリッジや入れ歯がありますが、どちらも他の歯に負担がかかるので、今度は他の歯が抜歯になってしまい
ドミノ倒しの様に欠損が拡大してしまう恐れがあります。
(もちろん欠損を放置しているのもダメです、詳しくはコチラ)
一方でインプラントは単独で機能するため、周囲の歯に負担をかけず、それは周囲の歯を守ることにつながる
すなわち保存治療ととらえられる
という考えです。
数字的にも示されています
冒頭の雑誌の話に戻りますが、臼歯部の遊離端欠損がある患者さんが6年後にどうなったかを調べた調査があります。臼歯部の遊離端欠損とはなんぞや?と思うでしょうが、奥から順番に歯が何本かなくなった状態と思ってください。で、この調査では欠損部に隣接する歯、残っている一番奥の歯がどうなったかを調べました。
その結果、6年間で1,085本中193本が抜歯になったそうです。約2割、これは大きな負荷が集中したことが原因と考えられます。

インプラントをしている人の喪失率はなんと0!
インプラントをしている人はこの193本の中にいませんでした。
すなわち、なくなった奥歯をインプラントで治していた場合、6年間は隣の歯が抜かないですんでいる、ということです。もちろん10年後、20年後、どうなるかわかりませんし、他の歯が別の原因で抜歯になる可能性はありますが、
「インプラントが隣の歯を守っている、保存している」
ということは十分に言えそうです。

私もココをすごく推しています
正直、噛む、食事をする、ということに関しては、多くの人がブリッジや入れ歯でもなんとかなっているように感じます(多少の不便さはあるでしょうが)ただ、長期的に見ているとやっぱり他の歯に悪い影響が出てきます。特に入れ歯で顕著ですね💧この点で「インプラントは違うな」と感じること、すごく多いです。
もちろんインプラントが万能で、ブリッジや入れ歯がダメってことにはなりません。
しかし「インプラントは保存治療」という考え、十分に頷けるものですし、インプラントの特長の一つと言っていいのではないかと思っています
これは10年ほど前にあるセミナーで講師の先生から聞いた言葉です。その時はなんとなく言葉だけが頭に残っただけでしたが、実際にインプラント治療を行うようになり、そして年々インプラント患者さんが増えてきてきている中で、この言葉は本当にその通りだなと実感するようになりました
インプラントが保存治療とは?
保存治療とは歯を抜かずに残すことを目的とした治療の総称です。一方インプラントは抜いたところに歯を入れていく、欠損補綴治療に分類されます。そもそもインプラントは保存治療ではないのです
で、なぜ保存治療と言っているのかというと、歯を抜いたあとは当然なんらかの形で歯を入れる治療を行います。その方法としてブリッジや入れ歯がありますが、どちらも他の歯に負担がかかるので、今度は他の歯が抜歯になってしまい
ドミノ倒しの様に欠損が拡大してしまう恐れがあります。
(もちろん欠損を放置しているのもダメです、詳しくはコチラ)
一方でインプラントは単独で機能するため、周囲の歯に負担をかけず、それは周囲の歯を守ることにつながる
すなわち保存治療ととらえられる
という考えです。
数字的にも示されています
冒頭の雑誌の話に戻りますが、臼歯部の遊離端欠損がある患者さんが6年後にどうなったかを調べた調査があります。臼歯部の遊離端欠損とはなんぞや?と思うでしょうが、奥から順番に歯が何本かなくなった状態と思ってください。で、この調査では欠損部に隣接する歯、残っている一番奥の歯がどうなったかを調べました。
その結果、6年間で1,085本中193本が抜歯になったそうです。約2割、これは大きな負荷が集中したことが原因と考えられます。

インプラントをしている人の喪失率はなんと0!
インプラントをしている人はこの193本の中にいませんでした。
すなわち、なくなった奥歯をインプラントで治していた場合、6年間は隣の歯が抜かないですんでいる、ということです。もちろん10年後、20年後、どうなるかわかりませんし、他の歯が別の原因で抜歯になる可能性はありますが、
「インプラントが隣の歯を守っている、保存している」
ということは十分に言えそうです。

私もココをすごく推しています
正直、噛む、食事をする、ということに関しては、多くの人がブリッジや入れ歯でもなんとかなっているように感じます(多少の不便さはあるでしょうが)ただ、長期的に見ているとやっぱり他の歯に悪い影響が出てきます。特に入れ歯で顕著ですね💧この点で「インプラントは違うな」と感じること、すごく多いです。
もちろんインプラントが万能で、ブリッジや入れ歯がダメってことにはなりません。
しかし「インプラントは保存治療」という考え、十分に頷けるものですし、インプラントの特長の一つと言っていいのではないかと思っています
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