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こんばんは。
四国中央市の窪田歯科医院、窪田佑輔です。

以前、歯磨きだけでは歯を守れない」という、記事を掲載しましたが、今日はその続きです。
この内容に驚かれた方が多いようで、先日講演した際も皆さんの反応が一番大きなところでした。

でも、こう思う方も多いのではないでしょうか。

「歯医者が怖がらせているだけなんじゃないの?」


…違います

国別にみた検診の受診率と70歳の時に何本歯が残っているかを調べたものがあります。

多くを語るつもりはありません。とにかくこのグラフを見てください。

検診受診率


すごいですねー。

他の欧米先進国と日本の歯科医療は全く別物であることが透けて見えます。

海外では「歯は守るもの」、日本では「歯はなくなるもの」なのかな、思ってしまいます。


日本では国民皆保険の恩恵で非常に安く治療が受けられます。

勤務医時代、子供さんの治療のためにグアムから飛行機(!?)で通院されてたお母さんもいらっしゃいました。(親子のフライトの費用と時間を考えても割安なんだそうです)

海外で数万円、数十万円の治療が、日本では数百円、数千円で受けられます。

悪くなったらまた治せばいいやー、と思える日本と、
虫歯は車をぶつけたぐらいの一大事、な諸外国。

その意識に違いがでるのは当然です。

また数万円、数十万円の治療と全く同じ質のものが、数百円、数千円の保険治療で行えるわけでもありません。

さらに加えて歯に対する美意識の違いもあるでしょう。

このようなさまざまな環境、意識の違いが大きな結果につながっていると考えています。

歯科医師としては忸怩たる思いです。


ただ見方を変えると、定期検診を受ける習慣ができれば将来に多くの歯を残すことができるようになる、とも言えます。

豊かな老後のためにお金を多く残そうとする方も多いことでしょう。

歯を多く残すことも豊かな老後のためになる、と思うのですが、いかがでしょうか。
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2017.01.09 Mon l メインテナンス、口腔ケア l top