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こんばんは。
四国中央市の窪田歯科医院、窪田佑輔です。

WBCが盛り上がってますねー。

私もTVの前で釘づけになっている人間の一人です。

野球に限らず、暖かくなって運動しやすい季節になってきました。
スポーツで一番気をつけることといえば

やっぱりケガ、ですよね。

ぶつかった、ひねった、転んだ、ケガにも色々ありますが、

ケガをして歯科を受診される方も時々いらっしゃいます。


歯や顎の骨が折れた、唇が切れた、などが多いのですが、

意外とあるのが、歯が抜けた、というトラブルです。

歯が抜けるのか?と思われるかもしれませんが、ホントに根元からきれいに抜けます。


特に多いのが上の前歯です。

もしそのような現場に遭遇した場合に知っておいてください。

その歯を捨てないでください。

戻せるかもしれません。


抜けてしまった歯をもとの位置に戻して固定すると、なんとひっついて戻るのです。

ただし、そのためには歯がきちんと保存されていることが前提になります。

その保存方法についてよく言われているのが、

牛乳につける、です。

抜けた歯の周囲には歯根膜という組織があり、これを乾燥から守る必要があるのです。

水道水では浸透圧の関係で傷めるため、ダメだそうです。

最悪、口の中に含んで歯医者さんに直行する方がまだいいようです。

ただ最近は歯を保存するための専用の薬品があります。

興味のある方は「歯の保存液」で検索してみてください。

お子さんがスポーツをされている方、またお世話をされている方は、知っておいてもらえればと思います。


またスポーツのイベントは土日、祝日に催されることが多く、歯医者さんの多くがお休みです。

お休みでも緊急の場合には対応してくれる、という歯医者さんをいくつか候補に入れておいてもらってもいいかもしれませんね。
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2017.03.17 Fri l その他 l top