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こんばんは。
四国中央市の窪田歯科医院、窪田佑輔です。

梅雨も明けていよいよ夏本番です。

夏休みも間近に迫って参りました。
長期休みになると、来院される子供さんの数が一気に多くなります。

学校や部活で通院できなかったのを、一気に治療してしまおうということですね。

ただ、実際治療は長期間に渡り、2学期の初めまで続く、なんてことは珍しくありません。

なぜか?


虫歯になる子供さんはいっぱい虫歯を作ってくるからです。

虫歯治療は右上、左下といったブロックに分けて治療することが一般的です。

1ブロックだけの虫歯であれば治療回数はそんなにかかりませんが、そんなことはまれです。

だいたいの子供さんはあっちこっちに虫歯を作ってきていることがほとんどで、その結果、意外と治療期間が長くなることが多いのです。

近年、子ども一人当たりの虫歯の数は減少していますが、虫歯になる子はひどく虫歯をつくる二極化がすすんでいると言われています。

検診や予防歯科が広まって、ちょっとしたことでも早めに歯科を受診させる方が増えたことで、

痛くなるまでボロボロになるまで気にしない、というところとの差が広がったためだと思っています。


虫歯になるならないは、細菌がどれだけ居着いているか、とかきちんとした食生活ができているか、ということが関わってきます。

実は虫歯になりやすい子供さんこそ、早期発見早期治療が、そしてある意味治療以上に予防が大切です。

治すべきところはしっかり治療して、これからどうすれば虫歯にならないようにできるのか、考えるいい機会です。

夏休みの宿題と、歯科検診は早めに済ませときましょう!
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2017.07.18 Tue l 虫歯 l top