こんばんは。
四国中央市の窪田歯科医院、窪田佑輔です。
寒い日が続きますね、私も今月は風邪気味で体調管理の難しさを感じています。
突然ですが、人間誰しも歳をとっていきます。
健康で長生きするためには予防したい2つの病気?(状態?)があります。
四国中央市の窪田歯科医院、窪田佑輔です。
寒い日が続きますね、私も今月は風邪気味で体調管理の難しさを感じています。
突然ですが、人間誰しも歳をとっていきます。
健康で長生きするためには予防したい2つの病気?(状態?)があります。
ひとつは
メタボリックシンドロームに代表される生活習慣病
もうひとつは
体力筋力の低下や骨折などによる寝たきり、要介護状態
先日行ってきた講演会で、メタボと歯の関係について興味深い話が聞けました。
究極にまとめて言うと
歯がなくなると、メタボ、寝たきりになりやすくなる
ということです。
歯がなくなると食べられなくなってやせるんじゃないか、と思いがちですが、
必ずしもそういうわけではありません。
この現代、色々な食べ物にあふれています、
急に何にも食べられなくなる、なんてことはありません。
食べるものが少し変わってくるのです。
その特徴は
糖質、炭水化物の割合が増えて、
緑黄色野菜、お肉の割合が減ることです。
お菓子の量も増える傾向にあるそうです。
糖質、脂質、炭水化物は「高カロリー、低栄養」な食品です。
体を動かすエネルギー源は多いのですが、
体を作る栄養分は多くありません。
そのため、
脂肪:増える
筋肉:減る
骨量:減る
といった変化が起きてきます。
私はダイエットを兼ねてジムでトレーニングをしてますが、
まず言われたことは、
しっかり筋肉をつけてやせやすい体にしましょう、ということでした。
ただカロリーを消費するだけよりも、
筋肉をつけて基礎代謝を上げた方が効果的なのだそうです。
つまりこの状態はその逆、
太りやすく、痩せにくい体になる
ってことです。
すなわち
メタボ一直線
ということです。
じゃあ、摂取カロリーを減らす、
食べなければいいじゃないか、というとそうでもありません。
タンパク質、ビタミン、ミネラルといった栄養不足が引き起こすのは
筋力低下、骨密度低下、
そしてその先の老後に起きるのは
転倒→骨折→寝たきりの要介護ドミノです。
メタボを乗り越えたようでもその先で、
寝たきりのリスクが控えているのです。
さて日常の診療でよく目にするのが、大臼歯の欠損放置です。
大臼歯は上下左右2本ずつありますが、
例えば、右下大臼歯2本の欠損がそのまま、
なんてことがよくあります。
理由としては
①入れ歯は気持ち悪い
(このような場合の義歯使用率は50%程度だそうです)
②インプラントは高いからやらない
③なくても意外と反対側でかめる
というのが多いのですが、
実は③が曲者なのです。
「奥歯がなくても意外と噛める、食べられる」
と結構言われます。
でも実際に調べてみると、咀嚼効率がかなり下がっている、
噛めているようであんまり噛めていないこと
がわかったそうです。
で、知らず知らずのうちに食事の内容が変わって…
あとはさっきのお話のとおりです。
生活習慣病対策の一環として食事指導が行われます。
でもその食品を食べられなければ意味がありません。
食べられるお口にすることも
立派なメタボ予防、寝たきり予防ではないでしょうか。
メタボリックシンドロームに代表される生活習慣病
もうひとつは
体力筋力の低下や骨折などによる寝たきり、要介護状態
先日行ってきた講演会で、メタボと歯の関係について興味深い話が聞けました。
究極にまとめて言うと
歯がなくなると、メタボ、寝たきりになりやすくなる
ということです。
歯がなくなると食べられなくなってやせるんじゃないか、と思いがちですが、
必ずしもそういうわけではありません。
この現代、色々な食べ物にあふれています、
急に何にも食べられなくなる、なんてことはありません。
食べるものが少し変わってくるのです。
その特徴は
糖質、炭水化物の割合が増えて、
緑黄色野菜、お肉の割合が減ることです。
お菓子の量も増える傾向にあるそうです。
糖質、脂質、炭水化物は「高カロリー、低栄養」な食品です。
体を動かすエネルギー源は多いのですが、
体を作る栄養分は多くありません。
そのため、
脂肪:増える
筋肉:減る
骨量:減る
といった変化が起きてきます。
私はダイエットを兼ねてジムでトレーニングをしてますが、
まず言われたことは、
しっかり筋肉をつけてやせやすい体にしましょう、ということでした。
ただカロリーを消費するだけよりも、
筋肉をつけて基礎代謝を上げた方が効果的なのだそうです。
つまりこの状態はその逆、
太りやすく、痩せにくい体になる
ってことです。
すなわち
メタボ一直線
ということです。
じゃあ、摂取カロリーを減らす、
食べなければいいじゃないか、というとそうでもありません。
タンパク質、ビタミン、ミネラルといった栄養不足が引き起こすのは
筋力低下、骨密度低下、
そしてその先の老後に起きるのは
転倒→骨折→寝たきりの要介護ドミノです。
メタボを乗り越えたようでもその先で、
寝たきりのリスクが控えているのです。
さて日常の診療でよく目にするのが、大臼歯の欠損放置です。
大臼歯は上下左右2本ずつありますが、
例えば、右下大臼歯2本の欠損がそのまま、
なんてことがよくあります。
理由としては
①入れ歯は気持ち悪い
(このような場合の義歯使用率は50%程度だそうです)
②インプラントは高いからやらない
③なくても意外と反対側でかめる
というのが多いのですが、
実は③が曲者なのです。
「奥歯がなくても意外と噛める、食べられる」
と結構言われます。
でも実際に調べてみると、咀嚼効率がかなり下がっている、
噛めているようであんまり噛めていないこと
がわかったそうです。
で、知らず知らずのうちに食事の内容が変わって…
あとはさっきのお話のとおりです。
生活習慣病対策の一環として食事指導が行われます。
でもその食品を食べられなければ意味がありません。
食べられるお口にすることも
立派なメタボ予防、寝たきり予防ではないでしょうか。
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