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こんばんは。
四国中央市の窪田歯科医院、窪田佑輔です。

新型コロナウイルスによる肺炎が流行っていますね。

毎日のように感染拡大のニュースを目にします。

どうにかならないものでしょうか…

早く終息して欲しいものです。
治療に使う白い被せ物と言えば、セラミックが一般的ですが、

今回は別の素材を詳しく紹介しようと思います。


その名は「ジルコニア」


耳慣れない名前ですが、歯科では以前から用いられており、

ここ数年で大きな広がりを見せています。



ジルコニアとは正式には二酸化ジルコニウムと言い、

人工ダイヤモンドの一種ともいわれています。



その特徴は

①白い

②清潔

③すごく丈夫

です。



セラミックと似た特徴を持っています。



細かい違いを言いますと、

ジルコニア、めちゃくちゃ固い(頑丈)です。

一般的なセラミックの数倍の硬さがあると言われています。

すなわち割れにくい、ということですね。



もう一つ見た目にも違いがあります。

歯は根本から先端にかけて少しグラデーションがついています。

さらにその中で細かい色ムラが存在しています。

ジルコニアは材質の特性上、細かい色調を再現するのが苦手です。


最近はこのようなグラデーションを再現する方法も出てきてますが、

見た目の綺麗さでは、セラミックに軍配が上がります。



同じ白い素材ですが、

強度は強いけど、見た目はセラミックに敵わない

というイメージでいいかと思います。


実はジルコニアを用いた被せ物は大きく2種類に分けられます。

一つはジルコニアの骨組みにセラミックを焼き付けたもの

もう一つはジルコニアのみで作ったもの




前者はセラミックの美しさとジルコニアの頑丈さを合わせたものになります。


今までは強度が求められる治療には

金属の骨組みにセラミックを焼き付きたものが多く用いられていました。

ただ金属アレルギーや金属が透けてしまうという問題がありました。

ジルコニア+セラミックでそれらの問題を解決できるようになったのです。


また、ジルコニアが抱えている、

「白いけど見た目がちょっといまいち」という問題も

セラミックを焼き付けることで解決できます。



見た目と強度が求められる場合、

例えば前歯数本のブリッジなどに向いています。



後者はジルコニアだけで歯の形を作ったものです。


見た目はちょっと劣りますが、

頑丈で汚れがつきにくい、という利点があります。


あとジルコニア単独の被せ物はセラミックと比べて安い

といううれしい(?)特徴もあります。

どちらかというと奥歯の治療に向いています。



奥歯でも銀歯は目立ちます。(特に下)

医院によって価格はまちまちですが、

セラミックの半分くらいの値段でできますから、

そこまでお金はかけたくないけど、白くて頑丈な治療はしておきたい、

という人にうってつけです。



ただ、いいところばかり、というわけではありません。

このジルコニア、非常に固いため、

調整が難しいという欠点があります。



当院でもセラミックほどではありませんが、

希望する患者さんも増えてきています。

優れた素材であることは間違いありませんから、

うまく特徴を生かして治療していきたいモノです。
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2020.02.18 Tue l 審美歯科 l top