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こんばんは。
四国中央市の窪田歯科医院、窪田佑輔です。

相変わらず世の中、コロナ一色ですね。

コロナばかりでも飽きるので、ちょっとテーマを変えてみます。


「虫歯は昔より減った」

歯医者じゃなくてもご存知の方は多いと思います。

でも本当にそうなんでしょうか?

実は虫歯の実態について

過去の歯科雑誌に興味深い記事があったので紹介します。

カリエスは減ったのか


クインテッセンス2019年2月号より




皆さん、世界でで最も多い病気はなんでしょう?


実はこれ、



「虫歯」



なんだそうです。


ある調査では

成人した日本人の約3割に未治療の虫歯がある、

という結果が出たそうです。


人口にすると3,700万人、

この調査は成人だけですから、

子供も加えると


4,000万人くらい(!)



になるのではないか、とのことでした。



この数字は驚きです。



皆さん、流行っている病気と言われて

何をイメージしますか?

糖尿病や高血圧といった生活習慣病、

がんとか、風邪やインフル、

このご時世なら新型コロナ肺炎もあるでしょう。



虫歯はそんな病気が束になっても

全く相手にならない、

桁違いで蔓延している病気、と言えます。




なんでこれで「減った」と言われるのか、

これには統計の落とし穴があります。




「昔と比べて虫歯が減りました」



この拠り所となっているのは、

3歳から12歳の子供の虫歯の本数を調査したものです。



でも、大人になっても虫歯になりますよね?

そこのところは、カウントされていません。



高齢でも歯が残っている人が増えました。

昔のお年寄りは虫歯になる歯がすでになかったんですが、

今はそんなことありません。


その結果、

お年寄りの虫歯が増えている、

という事実もあるのです。



ですから、


あんまり「虫歯が減った」と言い切ってしまうと

誤解を招きかねないのでは



という内容でした。





確かに


4,000万人に治していない虫歯がある、と考えると

虫歯は減ったよね、で



片付けられる問題ではありませんね。

虫歯ゼロは遠い道ですね。。。

この記事にはもう少し続きがあるので、

また機会があれば紹介します。
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2020.06.12 Fri l 虫歯 l top